日本KETT科學2021年上市儀器一覽
さて本題ですが、弊社ブースにご來訪いただいたお客様の半數以上が東海地方拠點の方々でした。
FOOMA JAPANは例年、東京ビッグサイトでの開催ですので、本展に初めて足を運んだお客様も多かったのではないでしょうか。
コロナの厳しい局面において、私たちの製品が少しでもお役に立てればと思い「今こそ時短?効率化。」と銘打って製品を紹介いたしました
マスクや消毒液がもはや當たり前の光景になってしまいました
我々のブースにお立ち寄りいただくお客様は、今回は製麺分野や製菓分野の方が多かったです。
また、メイン展示のインライン水分計KB-30は、コロナの影響もあり、測定作業の自動化を目指すシチュエーションに合致するため、カタログ資料がなくなるペースも速かったです。
ご興味を示されるお客様が想定以上に多かったのが、水分活性計LabSWIFT-awです。
HACCPの*義務化が會期初日の6/1(火)だったのでその影響かと思ったのですが、お話しを聞く限りそれが直接的な影響だというお客様はいらっしゃいませんでした。
どちらかというと、菌の繁殖の有無を品質管理したいという目的が自然発生的に表れた方ばかりで、こういうタイミングは重なるものなのかなと思いました。
弊社が取り扱う水分活性計はスイスNovasina社製のものです
水分活性とは、細菌などの微生物が繁殖できるか否かを判斷する指標です。
密閉チャンバーにおいて溫度を一定に保ち、チャンバー內の平衡相対濕度を測定します。この値を1/100にしたものが水分活性値(=aw)です。
1.00awを最大として、0.50aw以下ではすべての微生物は繁殖できません。
0.95aw以下では大腸菌が繁殖できず、0.80aw以下では黃色ブドウ球菌が繁殖できないなど各々細かい線引きがありまして、正確に測定?管理することで事故を防ぎます